狼と香辛料

1,2巻を買ったのは多分GWくらいだったか?しばらく読んでなくて1ヶ月くらい前に読む。その後3,4巻も買って最近読んだ。10日に5巻が出たので三洋堂にて入手。
1巻はそれほど面白いというわけではなく記憶にもあまり残っていない。2巻は命を賭して砂金を密輸するお話、スリルがあって面白い。3巻はよくわからなかった。4巻は寒村の牧歌的な雰囲気とそこでのイベントのギャップ、夢見る少年たちを見守る気分もなかなか面白い。そして5巻は巨額の儲け話はおまけでホロとの別れを徐々に描いていく。
作品を通して言えるのは本の後半になって一気に展開が進むことが常。のんびりと読んでいても引っ張ってくれるのでそれはそれで面白い。あとamazonのレビューでよく目にしたのがホロのドラえもん的な役割。ハルヒにおける長門と同じか、まあその通りなんだけどなんでも許容できるので特には気にならない。
そしてホロは完璧にロレンスに惚れているわけだけど、何百年も生きてきた狼の化け物が一介の行商人と数ヶ月?旅を共にしただけでこんなにも惚れ込むというのは、セックスドラッグロケンローというわけでもないし恋愛経験が未熟な僕にはいまいち理解できなかったのでゼロの使い魔みたいに詳しく書いて欲しかったなあってのは無粋ですねすいません。